ITパスポート試験とは、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験の一つです。ITエンジニアのみならず、全ての社会人を対象に作られている入門的なレベルの試験です。
試験範囲は、個別の技術に関する深い知識を問われるというよりも、ITに関する共通知識を広く問われます。
ITパスポート試験の、合格率は50%前後となっており、難易度は決して高くないです。
30~50時間程度しっかりと勉強すれば合格できる水準です。
情報技術系の国家試験の中でも、入門レベルの試験内容であり、この資格の取得後に、専門的な資格に挑戦していく学習パスがあります。
出典:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:試験制度:試験区分一覧
試験内容は、ストラテジ・マネジメント・テクノロジの3分野から100問出題されるテスト形式になります。
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 120分 |
出題数 | 100問 |
出題形式 | 四択 |
出題分野 | ストラテジ系 :35問程度 マネジメント系:20問程度 テクノロジ系 :45問程度 |
合格基準 |
総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること |
CBT方式とは、Computer Based Testing方式の略で、コンピュータを利用して実施する試験のことです。
試験会場で、コンピュータに表示された試験にマウスやキーボードを用いて解答します。
独学で合格するには、参考書と過去問を解くのがオススメです。参考書を一通り学習しつつ、過去問を解きつつ苦手分野を克服していくというのが効果的です。
過去問は「過去問スタジアム」で学習を進めることをオススメしています。
ITパスポートの試験教材は様々あるので、通勤時間や通学時間などのスキマ時間をうまく使って学習を進めると効率的です。